腐食が急増する湿度
臨海湿度(腐食が急増する相対湿度)は鉄、銅、ニッケル、亜鉛で相対湿度50~70%の間にある。
参考文献
1)H.H.ユーリック 著ほか. 腐食反応とその制御 : 原理と応用, 産業図書, 1968,P139
目指すべき相対湿度
・JIS Z 0303 さび止め包装方法通則1)
①梱包作業場の湿度
できるだけ低い湿度(相対湿度60%かが望ましい)の環境で行う。
②梱包内の想定相対湿度
一般に表7の梱包系の内部相対湿度を40%と想定した値を使用する。
・腐食とその制御:原理と応用2)
空気を加熱するか、さらに良い方法としては、湿分の絶対量を減らせば、相対湿度を下げることが
できる。多くの場合、相対湿度を50%以下に下げれば十分であるが、異常に吸湿性の高いダストや
その他表面不純物が存在すると考えられるときには、さらに下げねばならない。
・さびを防ぐ辞典
〔乾燥〕
相対湿度50%前後が、結露、降霜の心配も、人間の生活条件に好適であるように有機被覆材にも寿命の保持に好適である。3)
〔温暖〕
15~25℃には防錆防食作業にてきした環境づくりに役立ち、したがってその被覆の性状もよく、その被覆の寿命の保持に役たつ。3)
精密機械工場では工場内の温度17℃、相対湿度50%に保つように調整している。4)
発錆腐食による損傷を防止するためには、鉄鋼表面に水分が結露しない事はもちろん、
周囲の空気の相対湿気を少なくとも50%以下にしなければならない。
1表面に結露させないためには
空気の露点温度が表面温度より低い事が必要である。
2発錆防止のためには
空気の相対湿度を45%以下にすることが最適だが、その場合空気の温度は鉄鋼の表面温度により異なる。5)
参考文献
1)JIS Z 0303:2009「錆止め包装方法通則」
2)H.H.ユーリック 著ほか. 腐食反応とその制御 : 原理と応用, 産業図書, 1968,P140
3)さびを防ぐ事典編集委員会 編. さびを防ぐ事典 : 防錆防食事典, 産業調査会出版部, 1981.4, P50
4)さびを防ぐ事典編集委員会 編. さびを防ぐ事典 : 防錆防食事典, 産業調査会出版部, 1981.4, P184
5)さびを防ぐ事典編集委員会 編. さびを防ぐ事典 : 防錆防食事典, 産業調査会出版部, 1981.4, P570
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