錆の原因と対策（ちり、ほこり）

ちり、ほこりによる錆発生原因と対策を説明していきます。

ちり、ほこりによる錆発生原因

金属に付着したちり、ほこりは大気中から水を供給して錆発生の原因となる。

　1.ちり、ほこりと金属間の隙間やちり、ほこりにある隙間において毛細管現象が起こる。

　　この毛細管現象により、大気中の水分が凝集して水になる。

　2.ちり、ほこりに塩類が含まれる場合、塩類が大気中の水分を吸湿して塩の水溶液となる。

以上のように水が供給されることで錆が発生します。

ちり、ほこりによる錆発生対策

　対策としては金属表面にちり、ほこりの付着を防ぐことになります。

　具体的には以下のようになります。

　　1.金属に付着したちり、ほこりを落としてきれいにして保管する。

　　2.ちり、ほこりが金属降りかからないようにカバーをする。

　　3.金属を入れる前に容器のちり、ほこりを清掃し付着しないようにする。

　　4.現場をこまめに清掃し、金属へのちり、ほこりの付着を防ぐ。

対策により錆の発生を減らすことができます。